About tiles 「瓦」のこと

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History 「瓦」の歴史

瓦は仏教とともに朝鮮半島から伝来しました。

西暦588年に百済から、4名の瓦作りの技術者が献上され、日本に伝わったとされています。
その指導を受けた日本の職人たちによって作られた瓦は、奈良県を筆頭に、寺院や城などに使われました。

そして仏教の普及とともにお寺が増えていき、その屋根としての瓦の利用が増えていったようです。

about 「瓦」とは

瓦イメージ

瓦は、粘土を高温で熱成した「やきもの」です。

天然素材の柔らかい粘土を1,130度もの高温の炎で
しっかりと焼くことによって、照りつける夏の日差しや、
厳しい冬の寒さにも耐えられる強固な屋根材が出来上がります。
住宅を風雨、日光、太陽熱から守るといった重要な役割を
果たしてくれているのです。

更に、美しい色合いを出す釉薬(ゆうやく)が同時に焼かれ、
覆われることで塗替えが必要ないほど
高い耐候性から美しい外観と風合いを長期間保つことが可能です。

Type 瓦屋根の種類

森亀では和瓦から平板瓦、欧風瓦に敷き直すことも可能です。

ぜひ一度ご相談ください。

平板瓦
平板瓦
欧風瓦
欧風瓦
和瓦
和瓦

Comparison 瓦の比較

粘土瓦の場合、化粧ストレートや金属屋根と違って野地面と呼ばれる空気層ができるため、
通気性が良くなることで熱が屋根裏に伝えにくくなります。

また、室内の熱を逃さない働きもあります。
日差しの強い夏の瓦屋根では、化粧ストレートと違って表面温度が約10度も低くなります。

瓦は粘土を原料とした「やきもの」ですので、飲み物と同じように
熱さを伝えにくい素材です。
そのため夏の室内は涼しく、冬は暖かくなります。

耐震性、快適さ、デザイン性、コスト、長持ちを比較

アイコン

結論、瓦屋根の一番のポイントは美しさが長持ちするため塗り替えのコストはかかりません。

20年、30年と先を見るとお得ということになります。

更に夏の熱さや、冬の寒さの中でも快適な住まいが保たれます。